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野外彫刻 RECORD T39 鉄の彫刻作品制作記録

新国立競技場と野外彫刻

作品名:RECORD T39
サイズ:h2.5×w2.35×d1.2m
素材:鉄筋(異形丸棒)φ10mm
仕上げ:エイジング
設置場所:三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア 
地図:Googleマップで場所を確認

ホテルの立地は総合公園である神宮外苑内の旧神宮プール跡地で、
国立競技場(東京2020オリンピック・パラリンピック開閉会式や陸上競技などを行う会場)至近、
豊かな緑に囲まれた環境です。向こう側に国立競技場が見えます。



鉄の野外彫刻


野外彫刻


野外彫刻





制作過程



鉄筋(異形丸棒)
鉄筋(異形丸棒)φ10mmを100本用意


鉄板に墨出し
鉄板6枚を床に広げて墨出し


フランジ部分に錆止め
フランジの合わせ部分に錆止めを塗る


フランジ部分に錆止め
各フランジを溶接で繋ぎ合わせる


螺旋形フランジ
螺旋形に繋げたフランジを立体的に固定。手前が底部分で、基礎に対して転び止めになっています


鉄筋の巻き付け
フランジとフランジの間をφ10mm鉄筋(異形丸棒)で巻き付ける


異形丸棒の巻き付け
鉄筋(異形丸棒)φ10mmを1本1本溶接で巻き付ける


異形丸棒のアート作品
縦長のアトリエの為、天井から吊り下げたチェーンブロックで作品を持ち上げ、少しずつ回転させて向きを変えています


鉄筋のアート作品
随分カタチになってきました


鉄筋のアート作品
初めて立てた時の写真


鉄筋アート
溶接は外側だけ


美しい鉄筋
鉄筋の隙間からの光(内側)


基礎との取り合い
基礎との取り合いで、作品下部の形状を考えました。基礎はコンクリートで直径1.5m。


野外彫刻完成
形状は完成


野外彫刻エイジング
時間の経過を表現する為、エイジングという技術で「錆び」調に仕上げる


エイジングで錆び
外側の基本色のみ、この後エイジング(汚し)を入れる


エイジングで錆び
内側のエイジング完成写真





野外彫刻を設置




野外彫刻設置
4Tユニックで野外彫刻を設置


野外彫刻設置
向こう側に国立競技場が見えます